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上の子にはヘンシンバイク、下の子にはストライダーを選びました。同じ「子供の外遊び・自転車の練習前段階」というジャンルの乗り物ですが、実際に両方使ってみると、重さも操作性も、正直かなり印象が違ったんですよね。
この記事では、二人の子供でそれぞれ違うモデルを使ってきた経験をもとに、ストライダーとヘンシンバイクの違いを整理していきます。
ストライダーとヘンシンバイク、結局何が違うのか
まず前提として、この2つは「ペダルなしで足で蹴って進み、バランス感覚を養う」という基本的な仕組みは同じです。違うのは、ペダルを後から取り付けられるかどうかという設計思想の部分になります。
ヘンシンバイクは、その名の通り「ペダルなしのキックバイク」から「ペダル付きの自転車」へと後から変身できる設計が売りです。一方のストライダーは、後付けのペダルシステムを前提としておらず、あくまでバランスバイクとしての完成度を追求したモデルという印象です。
一番の違い:重さ・操作性・タイヤの素材
実際に使って一番差を感じたのは、重さと操作性、そしてタイヤの素材でした。
タイヤの素材の違い
ストライダーは、STRIDER JAPAN公式によると、EVA樹脂によるノーパンクタイヤが標準採用されています。EVA樹脂は空気入れが不要でメンテナンス性に優れる一方、ゴムタイヤに比べると乗り心地はやや硬めで、グリップ力もやや劣るとする実使用者のブログも複数見られました(Single ticket等)。
一方でへんしんバイクの現行モデル「へんしんバイク2」は、へんしんバイク公式によるとゴムエアタイヤ(60TPIロードバイクタイヤ)を採用しています。空気を入れる手間はありますが、クッション性はゴムタイヤの方が高い傾向にあるようです。
正直、こうした素材レベルの違いは、実際に使ってみるまであまり意識していませんでした。
比較表:体験談で感じた違い
| 項目 | ストライダー スポーツモデル | へんしんバイク2 |
|---|---|---|
| 重量(kg) | 3.0kg(公式、STRIDER JAPAN公式、2026年9月23日確認) | バランスバイクモード:4.5kg/ペダル装着(キッズバイク)モード:6.3kg(公式、へんしんバイク公式、2026年9月23日確認) |
| 耐荷重 | 27kg(公式、同上、2026年9月23日確認) | 30kg(公式、同上、2026年9月23日確認) |
| 対象年齢 | 1〜4歳(公式、同上、2026年9月23日確認) | 2〜5歳(公式、同上、2026年9月23日確認) |
| ブレーキ | なし | 前後ハンドブレーキ付き(公式サイトで確認) |
| タイヤ素材 | EVA樹脂(ノーパンク) | ゴムエアタイヤ(60TPIロードバイクタイヤ) |
| 価格 | ¥16,940(税込、公式) | 販売代理店情報で¥23,100(税込)、公式表示は未確認 |
| 実際の使用感(主観) | 下の子は3歳未満から坂道もスイスイ | 上の子には重さがネックで扱いにくそうだった。ブレーキも、体の小さいうちは力が弱く、うまく使いこなせなかった |
一番大事な違いは、重さとブレーキの有無がトレードオフの関係になっていることです。ただし重さの差は、モードによって変わる点に注意が必要です。バランスバイクとして使う段階では、へんしんバイクの方が1.5kgほど重い程度ですが、ペダルを取り付けたキッズバイクモードになると6.3kgとなり、ストライダーの3.0kgと比べて2倍以上の重さになります。またブレーキについても、「付いているから安心」と単純には言えないと感じています。我が家では、子供がまだ小さいうちは握る力が弱く、ブレーキをうまく使いこなせない場面がありました。重さもブレーキも、子供の年齢・体格によって評価が変わるポイントだと感じています。
重さ・操作性の違い
体験談として一番大きかったのは、この「重さ」の違いです。上の子にヘンシンバイクを選んだ理由は、ペダルを後付けできる点と、同じマンションの方が使っているのを見たことがきっかけでした。ただ、実際に使ってみると重さがあり、まだ小さかった上の子には扱いにくそうにしていたのが気になった点です。
この重さの反省から、下の子にはストライダーを選びました。ストライダー スポーツモデルは本体重量3.0kg・体重制限27kgまでという軽さで(STRIDER JAPAN公式)、下の子はまだ3歳未満の段階から、坂道を足をつかずにバランスを取りながら下れるようになっています。
価格・対象年齢・使用可能期間を比較する
価格・対象年齢は上記の比較表の通りですが(2026年9月時点の情報です。価格・仕様は変更される場合があるため、購入前に必ず公式サイトでご確認ください)、ペダルの後付け方式についても仕様が変わっている点は見逃せません。へんしんバイク公式サイトによると、初代へんしんバイク(2011〜2019年製造、現在は製造終了)はペダル取付の際に後輪を外す必要がありましたが、現行モデルの正式名称は「へんしんバイク2 with ペダルくん」「へんしんバイクC14 with ペダルくん」で、公式サイトによると「レンチ1本」で取り付けられる「新開発ペダルシステム(世界特許申請中)」により、後輪を外さずペダルへ変換できるようになっているとのことです。
ちなみに製品名にある「ペダルくん」自体は、ペダルの装着システムの名前ではなく、梱包に使う箱を組み立てて作る「ペダル回し練習スタンド」の愛称でした。子供がペダルを漕ぐ感覚に慣れるまで、親が自転車を支え続ける負担を減らすための練習補助具とのことで、正直、私も最初は勘違いしていました。
我が家の上の子がいつ頃のモデルを使っていたかまでは正確には分かりませんが、当時と現行モデルとでは、ペダルの取付方式が異なっている可能性がある点はあらかじめお伝えしておきます。
使用可能期間という観点では、ストライダーは対象年齢の上限が4歳前後までとやや短めですが、価格も抑えめです。ヘンシンバイクはペダル後付けによって自転車として長く使える分、初期費用はやや高めという構造になっています。どちらが「コスパが良い」かは、ペダル移行のタイミングをいつ想定するかによって変わってきそうです。
実際に両方使って分かったこと
正直に言うと、上の子のときは「重いものを最初から操作できないと、自転車に乗りこなせないだろう」と考えていました。ただ、結果的にこれが本人のやる気を奪ってしまったのではないか、と今は感じています。
下の子にストライダーを選んでからは、まだ3歳にもなっていない段階で、坂道を足をつかずにバランスを取りながら下れるようになりました。楽しく乗れる操作性を優先した方が良かったのだと、下の子を見ていて実感しています。
次に子供が生まれたらどちらを選ぶか
もし次に子供が生まれたら、私はストライダーを選びます。理由は、自転車に移行するときに必要な「蹴った勢いでバランスを取る」という感覚を身につける練習が、ストライダーの方がしやすいと感じているからです。この感覚が早いうちから身についていると、後の自転車移行の際にも、子供自身の自信につながりやすいのではないかと考えています。
STRIDER(ストライダー) スポーツモデル 12インチ(PR)は、我が家の下の子が実際に使っているモデルです。
どんな家庭に向いているか
ストライダーは、とにかく軽さ・操作性を重視したい方、なるべく早い年齢からバランス感覚の練習を始めたい方に向いていると感じます。一方で、「ペダル付きの自転車まで、できるだけ買い替えの回数を減らしたい」という方には、後付けでペダルまで使えるヘンシンバイクの方が合っているかもしれません。うちの上の子のように体格や性格によっては重さがネックになる場合もあるため、実際に店頭で持たせてみてから決めるのも一つの手だと思います。
まとめ
ストライダーとヘンシンバイク、どちらも「自転車デビュー前のバランス感覚を養う」という目的は同じですが、重さ・操作性・タイヤの素材という点でかなり違いがあります。我が家では、上の子の「重くて扱いにくそうだった」という反省を踏まえて、下の子にはストライダーを選び、結果として満足しています。
購入を検討する際は、この記事で紹介した公式情報とあわせて、実際の店頭やご家庭のお子さんの体格・性格も踏まえて選んでみてください。

