異業種転職の職務経歴書、30代で書類が通らない人がやりがちな3つの間違い

仕事とキャリア

「経験はそれなりにあるはずなのに、なぜか書類が通らない」

異業種への転職を考えたとき、こう感じたことがある方、多いんじゃないでしょうか。私自身、大手食品メーカーの営業からSaaS業界への転職を考えたとき、まさにこの壁にぶつかりました。

なぜ実績があっても伝わらないのか

これ、実は気のせいじゃないんですよね。マイナビが実施した「転職活動実態調査(2025年)」によると、転職活動における書類選考の通過率は37.3%。応募件数の平均13.6件のうち、通過するのは平均5.1件という結果が出ています(出典:マイナビ転職)。つまり、応募した書類の6割以上は、面接にすら進めていないというのが実態なんですよね。

さらに、異業種への転職では、企業側が「年齢」「異業界からの転職」「転職回数」といった懸念材料を持ちやすく、そこをポジティブな文脈で説明できないと、書類選考の通過は難しくなる傾向があると言われています(出典)。

企業側は熱意よりも「即座に業務へ応用できる再現性のあるスキル」を求めていて、職種との接点が見えない応募者は、書類選考の早い段階で外されてしまう傾向があるそうです(出典)。

つまり、実績が「ない」ことが問題なのではなく、実績が「伝わる形になっていない」ことの方が、実はよくある落とし穴なんですよね。同じ実績を持っていても、書き方ひとつで、その6割の側に入ってしまうか、通過する側に回れるかが変わってくる、ということなんです。

やりがちな間違い3つ

正直、私も最初はこの3つ、全部やってしまっていました。

1つ目は、業界用語をそのまま使ってしまうことです。自分にとっては当たり前の言葉でも、外の業界の人には全く伝わりません。

2つ目は、数字が「自社の目標達成」の視点でしか書かれていないことです。予算達成率や前年比といった、社内でしか意味を持たない数字をそのまま書いてしまうんですよね。

3つ目は、「何をしたか」だけで、「なぜそうしたか」というプロセスが抜けていることです。行動の結果だけを並べても、採用担当者からすると「この人が自社で何をしてくれるか」がイメージしにくいんですよね。

どう直せばいいのか

ここで大事になるのが、経験を「翻訳する」という視点です。業界用語を、別の言葉に置き換えるだけでなく、「なぜその指標を追いかける必要があったのか」まで掘り下げてみる。そうすると、業界が変わっても、採用担当者に「この人はうちの会社でも通用しそうだ」と伝わる書き方になっていくんですよね。

私自身、最初は全然うまくいきませんでした。何度も書いては直し、を繰り返して、ようやくこの視点にたどり着きました。

まとめ

実は、この「翻訳」の考え方には、もう少し細かいルールがあります。実際に私が書き直した職務経歴書のBefore/Afterや、志望動機の書き方まで含めた具体的な内容は、こちらのnoteでまとめています。

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