気配りしたのに評価されなかった。SaaS営業転職で知った現実

仕事とキャリア

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異業種からSaaS営業に転職して、頑張ってきたつもりなんですよね。数字だけじゃなく、チームのために動くことも意識してきました。

でも評価のタイミングで、その部分はほとんど見てもらえなかった。正直、そういう経験があります。

「これだけ気を配ってきたのに」というモヤモヤ、私だけじゃなく感じている方も多いんじゃないでしょうか。今回は、その時の正直な気持ちと、今だからこそ思うことを書いてみます。

結論:数字評価の「シンプルさ」に救われた話

結論から言うと、気配りやチームへの貢献は、数字ほどには評価されませんでした。

正直、これは今でも変わらない現実だと思っています。SaaS営業に限らず、成果主義の強い環境では、定性的な頑張りは評価に反映されにくいんですよね。

ただ、その現実に落ち込んだ後、少し時間が経ってから見えてきたものもあります。数字だけで見てもらえる、という仕組みそのものに、実は救われている部分もあるんです。

このあたりの詳しい話は、以前書いたメーカー営業とSaaS営業の違いとは?評価・給与・働き方を比較でも触れているので、評価軸の違いをまず整理したい方はあわせて読んでみてください。

入社直後、気配り・橋渡しに力を入れた理由

メーカー時代の「得意な立ち回り」をそのまま持ち込んだ

SaaS業界に入社してすぐ、チーム内のコミュニケーションがうまく取れていないな、と感じる場面がありました。

メンバーそれぞれが忙しくて、マネージャーの意図がチームにきちんと伝わっていない。そんな空気を感じたんですよね。

それで、メーカー時代に得意だった立ち回りをそのまま持ち込みました。マネージャーが本当に伝えたいことを汲み取って、周りに橋渡しをする。これは前職でも自然にやっていたことで、自分なりの強みだと思っていた部分です。

こういう「上司と部下の間に立って翻訳する」という役割については、上司の指導が正論で響いていない。そんな時に取るべき次席の役割とは?でも詳しく書いているので、興味があれば読んでみてください。

評価のタイミングで感じた、正直な気持ち

数字は中の上、でも定性的な貢献は反映されなかった

しばらくして、最初の評価のタイミングがやってきました。

数字自体は、中の上くらいの水準だったと思います。悪くはないけれど、飛び抜けて良いわけでもない。そのくらいの結果でした。

自分の中では、数字に加えて、チームへの橋渡しという定性的な貢献も、多少は評価に反映されるだろうと期待していたんですよね。

「感謝しているが」という前置きの先にあったもの

でも実際の評価は、数字ベースのものでした。

「やっていることには感謝しているが」という前置きはありました。ただ、その先に続いたのは、評価には反映できない、という言葉だったんです。

正直、悲しかったです。寂しい、という感覚もありました。頑張ってきたつもりの部分が、評価という形では見えないものとして扱われてしまった。そんな感覚です。

戸惑い・寂しさの先に見えてきたもの

成果主義の「シンプルさ」というポジティブな側面

この経験から時間が経った今も、あの時の戸惑いや寂しさが完全に消えたわけではありません。

ただ、一方で見えてきたこともあります。「成果を出せば評価される」というシンプルさは、実はありがたい仕組みなんじゃないか、という感覚です。

数字という、誰の目にも分かりやすい基準がある。だからこそ、頑張る方向を迷わずに決められる部分があるんですよね。

社内政治ができなくても評価される、という安心感

もうひとつ、ポジティブに捉えているのは、社内政治のうまさが評価に絡みにくい、という点です。

「上に上がるには、社内でどう立ち回るかが大事」という、曖昧な評価基準に振り回される必要がない。これは、気配りやチームへの貢献が評価されなかった寂しさとは別に、素直に良かったと感じている部分です。

気配り・チーム貢献をしてきた人へ、伝えたいこと

成果を出すために何をすべきかにフォーカスする

もし今、私と同じように「気配りやチーム貢献をしているのに評価されない」と感じている方がいたら、伝えたいことがあります。

それは、成果を出すために何をすべきか、というところに一度フォーカスを絞ってみる、ということです。

気配りやチームへの貢献自体は、決して無駄なことではありません。ただ、評価という土俵で戦うなら、まずは数字につながる行動を明確にすることが近道になる、というのが今の私の実感です。

こういう「成果につながる行動を明確にする」という考え方は、営業を感覚ではなく型として捉え直す営業の科学という本でも解説されています。(PR)異業種から転職してきて、自己流のやり方が通用せず苦労している方には、参考になる部分があるかもしれません。

すでに体系立った営業理論を学んでいる方には、内容が物足りなく感じられるかもしれません。

ナレッジをシェアすることが評価を最大化する

もうひとつ意識しているのは、成果につながったやり方を、周りにシェアしていくことです。

自分の中だけに留めておくのではなく、チームに共有する。これも、結果的には自分の評価につながっていく行動だと感じています。

気配りという形での貢献が、そのままの形では評価されなくても、ナレッジのシェアという形に変えることで、キャリアが開けていく。そんな感覚を持っています。

とはいえ、こういう「評価されない状態のモヤモヤ」を一人で抱え込んで整理しきれない、という時期もあると思います。私自身、最初は全然うまく気持ちを整理できませんでした。

そういう時は、転職エージェントのように「すぐ転職先を探す」タイプのサービスよりも、今のモヤモヤ自体を言語化する手助けをしてくれる、キャリアコーチングのようなサービスに頼るのもひとつの手だと思います。

たとえばキャリアセッションは、伴走型で自己理解を深めていくタイプのサービスです。(PR)

向いているのは、「今すぐ転職したい」というより「このモヤモヤを一度整理したい」という方だと思います。逆に、今すぐ転職先を決めたい、というフェーズの方には、専門の転職エージェントに相談する方が早いはずなので、その場合は無理にこちらを選ぶ必要はありません。

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よくある質問

Q. 定性的な貢献は本当に評価されないのですか?

会社や評価制度によって差はあると思います。ただ私の経験では、数字と同じ比重では評価されにくい、というのが正直なところです。

Q. 数字が平均的でも評価されるにはどうすればいいですか?

まずは成果につながる行動を明確にし、そこにフォーカスすることだと感じています。あわせて、成果につながったやり方を周りにシェアしていくことも、評価を後押ししてくれる要素になると思います。

Q. 気配りやチームワークは無駄になりますか?

無駄になるとは思いません。ただ、評価という基準の中では見えにくい、というだけです。気配りは気配りとして続けつつ、評価は別の行動で取りにいく、という切り分けが必要だと感じています。

まとめ:評価されなかった経験は、無駄じゃなかった

気配りやチームへの貢献が評価されなかった時は、正直、悲しかったし寂しかったです。

ただ、その経験があったからこそ、成果主義のシンプルさや、社内政治に左右されない安心感に気づくことができました。

同じようにモヤモヤを抱えている方が、この記事を読んで、自分の状況を少しでも整理するきっかけになればうれしいです。

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