マイホームか賃貸か。今まさに悩んでいる30代の本音整理

お金のこと

「そろそろマイホームを買うべきなのか、それとも賃貸のままでいいのか」。この記事を書いている今も、正直まだ結論が出ていません。

いつもは「実際にやってみてどうだったか」という体験談を書くことが多いのですが、今回は珍しく、リアルタイムで悩んでいる最中の頭の中を、そのまま整理しながら公開してみようと思います。同じように迷っている方の、考えを整理するきっかけになれば嬉しいです。

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なぜ今、この悩みと向き合っているのか

結論から言うと、きっかけは大きく2つあります。

一つは、転職で「転勤」がなくなったことです。以前は大手メーカーで働いていて、転勤の可能性が常について回る働き方をしていました。異業種への転職を経てフルリモート中心の働き方になり、転勤リスクがなくなったことで、初めて「この場所に長く住む」という前提で家を考えられるようになったんですよね。このあたりの転職の経緯は、以前の記事でも書いています。

もう一つは、子供の成長です。子供が小さいうちは気にならなかった部屋の広さが、成長するにつれて「そろそろ手狭かもしれない」と感じる場面が増えてきました。正直、このままではいずれ部屋が足りなくなるだろうな、という漠然とした不安があります。

この2つが重なって、「賃貸のままでいいのか、そろそろ動くべきなのか」という悩みが強くなってきた、というのが今の状況です。

持ち家と賃貸、それぞれのメリット・デメリットを整理する

まずは感情論を脇に置いて、一般的に言われているメリット・デメリットを整理しておきます。

持ち家のメリット・デメリット

持ち家のメリットとしてよく言われるのは、住宅ローンを完済すれば老後の住居費負担が大きく減ること、間取りやリフォームの自由度が高いこと、資産として残ること、あたりです。

一方でデメリットとしては、住宅ローンという大きな負債を長期間背負うこと、固定資産税やメンテナンス費用が継続的にかかること、簡単に住み替えができないことが挙げられます。

賃貸のメリット・デメリット

賃貸のメリットは、ライフスタイルの変化に合わせて住み替えができる身軽さ、まとまった頭金が不要なこと、設備の故障やメンテナンスを大家さん側に任せられることです。

デメリットは、家賃を払い続けても資産として残らないこと、更新のたびに家賃が見直される可能性があること、老後も家賃負担が続くことです。

実際、持ち家派56.5%・賃貸派43.5%という調査結果もあるようで、世の中的にもかなり意見が割れているテーマなんですよね(2025年8月28日〜9月4日実施、18歳以上857人対象のWebアンケートより。調査主体は住宅リフォーム関連事業者のため、業界関係者による調査という前提で参考情報として捉えてください)。国土交通省が5年に一度実施している「住生活総合調査」(令和5年調査、2026年速報公表)でも、持ち家志向や新築主義がやや減少している傾向が見られるようです。

我が家の場合で考えてみる

ここからは、実際に我が家がどういう状況で悩んでいるかを、正直にお話しします。

現在は賃貸に住んでいて、世帯年収は共働きです。理想の予算感に対して、実際に条件に合いそうな物件を探してみると、出てくるのは1.5倍近い価格帯のものが多い、というのが今の悩ましいところです。理想と現実のギャップに、正直かなり戸惑っています。

一度、実際に物件を見に行ったこともあります。写真や間取り図だけで見ていたときとは分からないことが、いくつも見えてきました。

たとえばマンションの1階を見たときは、防犯面の不安を感じました。侵入されやすそうだな、というのは実際に現地に立ってみないと分からない感覚だったんですよね。ベランダに緑があるタイプの部屋では、思っていたより蚊などの虫が飛んでくることも分かり、正直これはちょっとつらいなと感じました。

リノベーション済みの物件も何件か見たのですが、施工が雑だと床が盛り上がっている箇所があったりして、こういう部分は写真だけでは絶対に分からないので、現地でしっかり見ておくべきだなと痛感しました。

一戸建てにも魅力は感じています。ただ、階段が急な物件が多く、老後のことを考えると少し心配になる部分もありました。あとはマンション住まいに慣れていると、一戸建てのゴミ出しを自分で管理する必要がある点に、まだ踏み切れない自分がいます。それでも、自分の家でおしゃれに暮らすことには、正直憧れがあるんですよね。

パートナーとの希望条件もすり合わせていて、「広めの部屋がいい」「平屋が買えないならマンションがいい」「玄関は広めがいい」「中古で買うならリノベーション済みがいい、特に水回りはきれいな方がいい」といった要望が出てきています。この条件に合う物件を探すと、どうしても価格帯が上がってしまう、というのも理想と現実のギャップが生まれている理由の一つかもしれません。

今、判断を難しくしている要因

正直、悩みを難しくしている要因は一つではありません。今頭の中にある論点を、そのまま並べてみます。

頭金を大きくするか、運用を続けながら少なめの頭金にするか

住宅ローンの金利は、ここ最近上昇局面に入っています。モゲチェックの解説記事によると、2026年6月の金融政策決定会合で日銀の政策金利が0.75%から1.00%へ引き上げられ、これは1995年以来、約31年ぶりの高水準とのことです。変動金利も、2026年9月時点でメガバンク平均1.248%、ネット銀行平均1.292%、地銀平均1.227%まで上昇しており、以前の超低金利時代とは状況がかなり変わってきているようです(今後の金利動向は変わる可能性があるため、実際に借り入れを検討する際は最新の情報をご確認ください)。

金利が上がっているのであれば、頭金を大きくして借入額そのものを減らした方がいいのではないか、という考え方もあります。一方で、今すでに運用しているお金を取り崩してまで頭金に回すべきなのか、運用は運用で続けながら、無理のない範囲で借り入れる方がいいのではないか、という考え方もあります。資産配分の考え方については、以前の記事でも触れていますが、住宅購入という大きな買い物が絡むと、また違った難しさがあるなと感じています。

子供の転校をどうするか

引っ越しをするとなると、子供の転校が発生する可能性があります。子供の生活環境への影響を考えると、簡単には決められない要素です。

「いくらまで払えるのか」のシミュレーションがまだできていない

正直に言うと、今後の教育費なども含めて「無理なく払える金額はいくらまでなのか」というシミュレーションが、まだしっかりできていません。理想の物件価格と、現実的に無理のない返済額が、頭の中でうまく一致していない状態です。ここは早めに、きちんと数字を出して整理する必要があると感じています。

まだ結論は出ていませんが、今整理できていること

ここまで書いてみて、まだ「買う」「賃貸を続ける」という結論には至っていません。ただ、悩みの正体が少し整理できた気はしています。

  • 転勤がなくなったことで、初めて「腰を据えて住む場所」を考えられるようになったこと
  • 理想の予算と、実際に出てくる物件の価格帯にギャップがあること
  • 頭金と資産運用のバランスをどう考えるか、まだ答えが出ていないこと
  • 教育費も含めた「無理のない返済額」のシミュレーションが、次にやるべき宿題であること

同じように「マイホームか賃貸か」で悩んでいる方は、多いのではないでしょうか。まだ結論の出ていない悩みではありますが、続報が書けるタイミングで、また経過をお伝えできればと思っています。

(参考)もし将来「買う」と決めたときのために

繰り返しになりますが、まだ「買う」という結論には全く至っていません。ただ、調べている過程で「これは将来役立つかもしれない」という情報が2つあったので、押し売りにならない範囲で、参考までに置いておきます。

一つは、新築マンション・新築一戸建てを購入した人向けのアンケートです。SUUMOの新築購入者アンケート(PR)は、契約後にアンケートに答えると謝礼がもらえる仕組みのようです。今の自分には直接関係ない話ですが、もし「買う」と決まったときのために、頭の片隅に置いておこうと思っています。

もう一つは引っ越し関連です。都内・千葉・埼玉・神奈川あたりで引っ越し予定がある方であれば、ハコブ引っ越しサービス(PR)で料金感を先に確認しておくのも一つの手かもしれません。うちもまだ引っ越すと決まったわけではありませんが、資金計画を考えるうえで、相場だけでも早めに知っておいて損はないかなと感じています。

あくまで「まだ悩んでいる」という前提は変わりません。将来的に動くことになったときの、備忘録的な情報として書き残しておきます。

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